オーバーチュアの「インタレストマッチ」

オーバーチュアが提供し始めた「インタレストマッチ」について、セプテーニの方が「CNET Japan」に投稿している記事を見ました。


■オーバーチュアの「インタレストマッチ」、まずは「成果を出す」より「掲載される」ことに注力
http://japan.cnet.com/research/column/webreport/story/0,3800075674,20382855,00.htm?ref=rss


新型広告という事で、各企業・・・というようりも代理店やYahoo!自身が期待していたのではないでしょうか？まだリリースされたばかりで、この記事を投稿している「セプテーニ」さんでも手探り感が文面からも伺えます。

記事でも記述されていますが、僕も知り合いに聞いた限りではとても安い広告費で出稿が出来るとの事です。広告を出稿する側からしてみたら、低コストで新しいチャネルを手に入れる事が出来るとするのであれば、こんなに喜ばしい事はありません。むしろ喉から手が出るくらいのものでしょう。

しかし、現状インプレッションのカウントアップ鈍いらしいのです。しかもコンバージョン率が以上に低い。キーワードや商品、サービスによってはもちろん異なるのだろうけれど、新広告ということで今後の改善に期待を寄せてしまいます！

もちろん出稿側も努力は惜しまないけどさｗ

GMO、バトラーズのサイト売買仲介業資産を譲受

またまた、キナ臭いニュースです。力のないITベンチャーは淘汰されてしまうのは世の常ではありますが、「GMO」なんていう真っ黒い所に膨大なサイトが流れるというのは、検索エンジン業界として大いに懸念すべき事だと思います。考えても見てください、この譲受けたサイトを利用してバックリンクをはりまくれば、検索エンジンランキングを易々と操作出来ると思いませんか？

コレね、実際に可能です。

それがなかったら、GMOだってそんな管理の面倒臭いものを譲受けるわけないですから。業界にはバックリンクの「バイヤー」がいるくらいですから、こんなに易々と「リンク元」が出来るという事は、さぞかし喜ばしい事でしょう。
11月1日よりとの事ですが、既に受け渡しの処理自体は終わっているのではないかと・・・。

検索ランキングへの影響が少ない事を切に願います。

グーグル・ハネムーン（Google haneymoon）

本当に新しい言葉って日々生まれていくんですね。

皆さんは「グーグル・ハネムーン」って言葉をご存知でしたか？

「Google」が出来立ての新しいサイトを、上位に表示する傾向にあることを指して言う言葉らしいです。なんだかボキャブラティに溢れていて良いですよね。

今までも「サンドボックス」や「グーグル・ボム」、「グーグル・ダンス」など、様々な造語が生まれてきましたよね？ITって冷たいイメージがあるのですが、こういった「人間味」を感じるような現象は、ごくごく個人的にではありますけれども歓迎したいです。

「Google AdSense for Games」のベータをローンチ

Googleの広告が今度は「ゲーム」にも手を伸ばしました。

僕はあまりゲームをする方ではないのですが、僕が知っているゲームとは現代のゲームは少々ギャップがあるようです。何しろ僕の中でのゲームは「セガサターン」あたりでとまっていますからねｗ

恐らくこの広告は純粋なスタンドアローン＆オフラインゲームに向けたものではなく、近年日本でもブームとなりつつあった「メタバース（仮想空間コミュニティ）」的なゲームに向けたものなのではないでしょうか？

オフラインのゲームの場合、ゲーム内に表示される広告を見たらそれで終わりですが、「メタバース」の中では異なります。広告を提供しているスポンサー企業のブース・サイトへジャンプしたり、直接キャンペーンやプロモーションイベントにゲーム上で参加する事ができるのです。

通常広告であれば、マーケティングの業界でよく用いられる「AISAS」の「A」と「I」の部分までしか請け負う事が出来ません。ところがメタバース上では、その先の「S」・「A」・「S」までを全て請け負う事が可能となります。最初から最後まで「一気通貫」で面倒見てしまおうという広告モデルを、確立しようとしているのではないかと自分でもビックリするくらいザックリと予想してみましたｗ

Yahoo!検索インデックスアップデート

Yahoo!検索インデックスアップデートが実施されました。

数日前からチョコチョコと、ランキング変動を確認していただのでそろそろだとは思いましたが、米Yahoo!の情報発信から日Yahoo!の適応までのフローが、非常にスムーズだったのが今回印象的でした。いつもこのくらいでやれると良いのに。やはり言葉や文化の差が障壁となるのでしょうか？

Google&Yahoo!提携広告サービス延期

妥当ですよね。
けれども開始時期が延期になったとしても、いずれサービスインするわけですよね？間違いなく検索エンジンを利用したマーケティング市場を「独占」されますよ、「Google」に。「Google」が「政府」であるのであれば誰も文句は言いません。良いものを国民に提供してくださいという感じです。ですが、「Google」は一企業であり、その一企業に利益が集中するというのは、結果として我々消費者にとってデメリットとなるでしょう。

「マイクロソフト」だって「独禁」にひっかかり、その対応を各国でしているわけですから、もれなく「Google」にも白羽の矢がたったと。一流企業の通らなければならない道なんでしょうね。

米Yahoo!株価12ドル台に

Yahoo!に限った事ではないだけにクローズアップしてもどうかと思うのですが、やっぱり検索エンジン企業を追いかけている者からすると、他の企業では感じない衝撃があるものです。

あれよあれよと下がって気がつけば「12ドル」台です。

今となっては「マイクロソフト」の買収を防衛した事は良かったかどうか疑問に思ったりもしてしまいます。それは株価問題だけではなく、やはり「Google」との提携に対する蟠りがそうさせるのかもしれません。

「日本の事ではないし」といったノンキな事も言っていられませんし・・・でも、Yahoo!ジャパンの大株主は「ソフトバンク」で良かったとか思ったりなんかしてしまいましたｗ

逆に携帯事業の「ソフトバンク」が、どれほど母体の足を引っ張っているのかが気がかりでならない今日この頃でした。

最終成果に応じた課金サービス

ライズネット株式会社という所が、WEBサイト制作やSEOなどのサイト運営を無料で請負い、サイト上で発生した最終成果（コンバージョン）に応じた課金を行う「Rise-CVS（コンバージョンサイト）」の提供を開始したそうです。

クライアントの立場からしたら非常にありがたい話ですが、僕が懸念しているのは一時期の「光通信」の様にむちゃくちゃな営業で案件を確保し、システム化・テンプレート化されているサイトを構築し、さらにはそのテンプレートに自社サイトへのリンクが施しまくられているような「スパムSEO」的なサービスではなかろうかということです。

かなり「邪推（じゃすい）」ですが、「当たらずしも遠からず」ではないでしょうか？ｗ

こういう業者がムチャクチャして市場を荒らしまくる為に、優良企業がわりをくってしまうのです。是非とも、まっとうなサービスである事を祈ります。

光通信とフルスピードとのSEM事業合併会社「フライト」設立

光通信とフルスピードとのSEM事業合併会社「フライト」が設立されました。「キナ臭い」と思ってしまうのは僕だけでしょうか？ｗ

でも、リリースしている通り正当性もあると思いますよ。「フルスピード」は営業力が弱いですから、この点を「光通信」にフォローしてもらうのでしょう。逆に「光通信」には営業力はあっても、コレといったSEM商材がないので取り扱える商品アイテムを増やしたかったというお互いの「WINWIN」の関係が生まれたのでしょう。

何しろ「フルスピード」の離職率は相当高いというのを、風の噂で聞いていたので「営業力」というものが喉から手が出るほど欲しかったでしょうね。

これでますます「バックリンクによるSEO」ビジネスは「フルスピード」の一本化に拍車がかかるでしょう。対抗馬は「安さ」を売りにするしかないのか？それとも「サービス面」で真っ向勝負をすることになるのか？

ただ一つ言える事は、「光通信」という負のイメージを背負い込んだ事で、「フルスピード」のクリーンなイメージに少々陰りが見えた事は確かです。それでも「サービス力」でそれをねじ伏せるのか？それともイメージ戦略でも「クリーン性」をうたっていくのか？今後の戦略から目が離せません。