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月曜日, 5月 25, 2009

5月18日週のSEM情報


やはり一番大きなニュースと言えば、「Yahoo!アルゴリズム更新」になるでしょう。
リリースがいつも事後なのが気になります。遅かれ早かれリリースするのだから、先にリリースしてしまえば良いと思うのですが・・・。


米Google、アドワーズ広告テキストで商標が使用可能に、ポリシーを変更。

→ クリック率(CTR)の向上を狙ってのことなのでしょうが、広告費用が倍増する可能性がある為、Googleとしては珍しいくエグイ変更ですね。


Googleマップ、施設の運営者が直接申し込みを行う事で、ストリートビューでの画像掲載を行うパートナープログラムを開始。(車、自転車(Trike)撮影を用意)

→ これは施設運営者からしたら、嬉しい知らせではないでしょうか。無料ですし。


答えを見つけてくれる計算知的エンジン「WolframAlpha」リリース。

→ 技術トラブルとのことで公開が遅れましたが、なんとかリリースされました。Googleも似たようなエンジンを用意しているとのことなので、お互いに競い合って良いサービスを提供していただきたいものです。


「男の子牧場」サービス見直しの為、サービス停止。

→ サイバーエージェントが提供していたサービスらしいのですが、何でも有りというわけではないという意味あいでも、釘を打つ必要があったのかもしれません。際どいサービスがウケが良いという現実もあるわけですが、難しいところではあります。


Yahoo!検索結果画面改善。(表示レイアウトメイン)
1.ログインモジュール
2.ロゴ
3.検索窓モジュール
4.関連検索ワードモジュール
5.ページ送りモジュール
6.検索窓モジュール

→ 検索結果が情報量多く見られることは喜ばしいことだと思いますが、インターフェースへの慣れといったものがあるので、まだ戸惑ってしまっている部分があります。


「EC-CUBE」大幅なバージョンアップ。

→ かなり大掛かりなバージョンアップがなされているようです。知り合いのECショップ運営者は、興奮を抑えられない様子でした。これを機会に、サンプル導入してみようかと考えています。


アイレップ、DACのリスティング広告サポートシステムの販売・取り扱いを開始。

→ これから業界再編は活発になっていくでしょうね。今までが有り過ぎたのかもしれませんが。


米Google、辞めそうな社員を見分けるアルゴリズムを開発。

→ 何でもシステム化するという社風が伺えるリリースですよね。近年の日本企業も欲しいアルゴリズムではないでしょうか?


米Google、新聞社買収を断念。(一線は越えない)

→ やっぱり、この手のサービスを考えていたんですね。今は断念したのでしょうけれど、いつまたその気になるとも限りませんし、行ったとしても不思議ではありませんからね。しかし、新聞とWebとの共存は、今後益々難しいものになるかもしれませんね。


Yahoo!アルゴリズム更新リリース。

→ まだ若干順位変動がありますが、随分落ち着いてきたのではないでしょうか。いつものことではありますが、バグがいくつも報告されているので、この辺りが修正されていくのではないかと期待はしています。いつもはスルーなので、今回も次回のインデックスアップデートまでスルーされるかもしれませんが。


米Google、Googleサジェスト改良。
1.検索結果ページでの適応。
2.パソナライズドサジェスト
3.ナビゲーション検索補助
4.スポンサー広告
5.検索表示の非表示
(※日本ではまだ導入されていない。)

→ これは嬉しい機能拡充です。ずっと検索結果にもサジェスト機能が欲しいと思っていたので。


米Google、営業部門を再編。地域別の営業編成を廃止。

→ 特段の成果があったという話しを聞いたことがなかったので、当然と言えば当然かもしれません。アメリカはシビアで有名ですからね。

ラベル:

木曜日, 5月 21, 2009

Yahoo!大幅な順位変動を確認!

本日、Yahoo!での大幅な順位変動を確認しました。
かなりの大きさなので、恒例のインデックスアップデートではなく、アルゴリズム更新ではないかと勝手に予想しております。

ちなみにYahoo!からの正式アナウンスは、15時の時点でも出ておらずどういった事態なのかという正式な確認がとれていない状態です。

尚、この「SEMブログ」は、「SEM」というキーワードで2位に表示されています。

「SEMリサーチ」などを差し置いてw

おそらく一時的なものなのでしょうが、ここ数日のランキング変動が予想されますので、皆さんそれなりの覚悟をもって準備しておきましょう。

火曜日, 5月 19, 2009

5月11日週のSEM情報

Google検索エンジンの機能拡充が、バンバンあった怒涛の週でしたねw
かいつまんでSEM情報をまとめておきます。


日Google、イメージ検索に色指定で検索結果をフィルタリングする機能が追加。

→ 既に米Googleでは4月より実装されていた機能が、日本でも適用になりました。
  単純に画像を探すというよりも、何かデザイン・アートな機能な気がします。


インターネット接続事業者、NECビッグローブ、ニフティ、インターネットイニシアティブの3社が、メールや課金などの中核システムを統合する方向で調整をしていることが明らかになった。

→ この辺りは、やはり淘汰されていくんですね。時代の波を感じます。


アドエビス、導入実績2000アカウント突破。

→ 広告効果測定ツールとしては、独占状態ではないでしょうか?
  先進性と、着眼点が優れていたのでしょうね。


Yahoo!とオールアバウト、共同でニュース記事形式の広告商品を開発。
 (5月13日から販売開始)

→ この2社の名前を聞くと、正直キナ臭さを感じてしまうのは私だけでしょうか?w


Google、ページランクマイナー更新。バックリンク更新。

→ 恒例のものです。アメリカでは大きな変動確認があったという方もいらっしゃいますが、私は特に感じていません。日々の変動は別として。


米Google(ユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデント、Marissa Mayer氏)、検索結果の表示に新たなフィルタリング手法を追加したり、検索結果そのものに新しいタイプのデータを表示させたりできる、3つの分野での検索エンジンの機能向上を発表。

①Google Search Options:
検索ユーザーに対して、速報性や、写真、動画といったメディアの種類、視覚的なフォームで検索結果をチェックしたいというリクエストなど、多彩な要因をベースにして、検索表示をフィルタリングする方法を提供。

②Google Squared:
検索ユーザーが、ウェブ上の検索結果を基にして、スプレッドシートの作成が行えるようになっている。ユーザーは、Google Squaredの検索で得られたデータのフィルタリングを行ったり、最も関連性の高い検索結果のみで、カスタム表示されたスプレッドシートを作成するために、異なるカテゴリの追加リクエストをしたり、表示データのソースや、対応する他の情報源にアクセスして、検索結果の事実関係をチェックできるようになっている。

③Rich Snippets:
Googleと、米CNETを含む、他のパブリッシャーとのパートナーシップにより、検索結果が表示された同じエリアの中で、複数のウェブページからの情報がディスプレイ表示される。Googleは、RDFaやMicroformatsなどのマークアップが含まれた、オープンな標準をサポートしており、パブリッシャーは、検索結果として表示されるウェブページからの抜粋を、ハイライト表示可能になっている。全体の5%~20%程度に適応。


→ 正直、まだ全容が見えないので何とも言えませんが、ユーザビリティ・ファインダビリティが向上するのであれば、ユーザーはウェルカムのはずです。


Google、検索ツール実装。(ワンダーホイール含む)

→ これは便利だ。業務的に検索回数がかさむ私としては、とても有益なツールに映りました。


Googleウェブマスターツール、インターフェースと若干機能のリニューアル。
・上位の検索クレリ(クリックスルーなど)
・複数ユーザーによって送信されたサイトマップのトラッキング
・Googleからのメッセージ転送
・サイトマップを送信するのもサイト管理者確認必要
・イメージ検索拡張オプションの廃止(設定に関係なく継続)

→ 今更の話しですが、無償で提供しているにも関わらず、ツールの完成度を高めようとするGoogleのその姿勢に脱帽です。ドンドン改善してください。


Googleマップ・ストリートビュー4つの改善。
1.現在公開されているストリートビュー画像に対し、ナンバープレートに不鮮明処理(ぼかし)を入れる。
2.カメラの高さを40cm下げての際撮影を行う。
3.ストリートビュー専用ダイヤルを設けて、ユーザーからの要望を電話で受け付ける。
4.表札のぼかし処理のリクエストに対応する。

→ これは日本では必要な改善でしょう。ここ数年で、Googleも少しは柔らかくなってきたんじゃないですかね。・・・書籍検索でもめてるし、そんなことはないか!w

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月曜日, 5月 11, 2009

5月一週 SEM情報



■米Yahoo、スポンサードサーチ広告でファビコン表示の私見実施。

→ これはGoogleに追随するかたちでのテスト実施ですね。Yahooもおいしいと思ったんでしょうw


■日Google、「SearchWiki」正式実装。

→ 米国実装から、結構時間がかかりましたね。もう皆さんご覧になったかもしれませんが、Googleアカウントにログインしている状態だと、強制的に「SearchWiki」が適応になります。
マット・カット氏も以前に言っていたように、この機能によって収集した情報は直接的に影響はないとしても、間接的に利用される事はあるかもしれないので、検索エンジンユーザーにとっても大事な実験となることでしょう。

余談ですが、この「SearchWiki」の実装による影響なのか?PCへインストール型の検索ランキング収集ソフトが利用できないといったような報告をしているブログを発見しました。ちなみに僕の利用している「GRC」は影響ないとのことでした。ラッキー!


■マット・カッツ氏動画コメント。
ウェブマスターツールを通じてサイト運営者に警告またはインデックスから削除した旨の通知を行っているのですが、ブラックハットSEOやスパマーなどの運営サイトへはペナルティ警告等の通知は行わない。これは、その通知を情報として悪用される事を防ぐ為。

→ なるほど、これはとてもよく理解できます。情報がお金になる時代ですからね。


■マット・カッツ氏動画コメント。
ドメイン登録年数の古さが検索ランキングで有利か?
答えはNo。単純にそのポイントが評価されているのではなく、少なくともその期間サイトを運営しているわけだから、ページ数も被リンクも自然に増える為による評価。

→ そらそうだ!まったく当たり前の話ですが、こういったまことしやかな情報に踊らされてしまう人達もいれば、騙そうとする業者もいるっていうことの方が問題ですよね。

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