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月曜日, 8月 25, 2008

アドワーズ品質スコアシステム変更について

「Google AdWords」の品質スコアのシステムが変更になるようです。
米Googleのみならず、日Googleの公式ブログでもアナウンスされていました。
3つの変更点があるのですが、最も重要で他要素のベースにもなっている部分をフォーカスして紹介します。

「品質スコアの算出タイミングがリアルタイム」

検索する度、広告の品質スコアを計算し、掲載順位が決定されるようです。これにより検索日時といった「タイムライン」にも注意をしなければいけないという事になります。管理が複雑化するわけではないですが、広告効果の予測は難しくなるのではないでしょうか?

ターゲットに対して、より細かい出稿設定が出来るというメリットは確かにありますが、上記のように広告出稿費用の予測をつけるということの難易度が上がるというデメリットはあると思います。まぁ、運用していけば経験値でどうにか出来るレベルになんでしょうけれどね。

単純に「品質スコア」の説明がより難しくなるということで、広告代理店や、SEM業者は困るでしょうねw

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金曜日, 8月 15, 2008

検索ランキング自動収集ツールの終焉

SEO会社や、個人のアフィリエイターが愛用している、検索結果ランキングを自動で収集してくるツールの利用がいよいよ封じられていくようです。

もともと、Googleはこの通称「検索ランキング自動収集ツール」の利用は、検索クエリが多大に集中する為、利用に対してダメ出しをしていたのですが、オフィシャルのアナウンスのみにとどまっていました。ところが先日、米国で「Webposition」という「検索ランキング自動収集ツール」を対象に制裁が下ったのです。要するに何かしらのフィルタリング機能を追加し、このサービスからのクエリを遮断したのでしょう。

こういう魔女が利的な見せしめ行為により、一次抑制と、更に各ツールごとがライバルを牽制し合うという二次抑制が形成される事でしょう。ハッキリと言って、検索エンジン・・・引いては検索エンジンを利用するユーザーからしてみると、この「検索ランキング自動収集ツール」はスパムでしかありえません。当然の制裁処置でしょう。むしろ今まで野放しであった事の方が不思議です。

各SEO会社は、レポート提出のフローが変わるのでバタバタするんじゃないですかね?w
外部施策を行っているというSEO会社で、酷い所なんかはお金をとるだけとっておいて何もしない。上記の「検索ランキング自動収集ツール」でランキングレポートを作成して提出するだけなんていう所もあるんですよ。そんな会社には大打撃になる事でしょうが、良い気味です。このままそういうSEO会社は消滅していただければ、まっとうなSEOサービスを提供している方々が、ホッと胸を撫で下ろせるのではないでしょうか。

でも、世の中の大半が詐欺まがいなSEO会社なので、難しいでしょうねw

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