6月下旬のSEM情報

まぁ、いつものことではありますが、気がつけば6月も終わりですよ。一年のうち、半分が終了したことになるわけですが、実感があんまりないっていうのは良いことなのか?悪いことなのか?判断しかねる今日この頃です。
■Googleウェブマスターツール、旧インターフェースから完全移行。
→ 大したトピックでもないですが、Googleが無料で機能拡充してくれていることは、とっても評価に値すると思う。
■Ask.jp検索サービス撤退を発表。
→ サービス淘汰の波が目に見えるようです。まぁ、サービス過多なんですけどね。
■ページランク、バックリンク更新。
→ いつものことですが、今回のシビアなポイント付けは個人的に高評価させていただいております。
■Google Voiceナンバーポータビリティ導入へ。
→ 日本では出来ないでしょうね。本当、モバイルは現在もガラパゴス続行中ですわ。
■米Google、マイクロブログ検索を準備中?
→ これは当然、実現出来るでしょうね。出来るでしょうし、やって欲しいです。他の検索エンジンも遅かれ早かれ追随するカタチになると思います。
■米Google、製品価格や写真掲載可能なCPA課金アドワーズのテスト実施。
→ ちょっとでも、儲けたい!このストイックさは、どのビジネスも模倣すべきです。
■米Google、FLASHが呼び出す外部ファイルもインデックス可能に。
→ リッチコンテンツ対策としては、必要不可欠でしょうね。ただ、これがSEOと関連するかどうかはまったく別問題です。
■米マイクロソフト、米Yahoo!幹部をまたも引き抜く
→ 資金力にものをいわせられるうちに、出来ることは全てやっておくべきですよ。少なからずWebの世界では、ハードウェアの巨人も独占状態ではないわけですから。
■Googleの「ストリートビュー」は違法にあたらず。総務省の研究会が見解。
→ これは、結構怖い判定ですよね。ユーザー利便性の高いサービスであれば、違法性が高かったとしても、利便性をとるという判断ですから。「検索エンジン」自体も、著作権うんぬんでいえばグレーだったのですが、先日これも違法性はないことになりましたしね。理由は、ここまで生活に溶け込んでしまっているサービスを、いまさら違法だとしてとりあげることは出来ないといった判断だそうです。これが例外の判定であることを祈らずにはいられません。
インターネットでの著作権をとりしまろうとしている昨今の流れから考えると、著作権に触れているけれどこれは便利だから良いよねってのは矛盾している気がするんですけどね。
■インターネットの利用時間、20代男性でテレビを抜く。
→ これは間違いないですよ。そして、さらにこのパワーバランスは変貌を遂げていくでしょうね。テレビは受動的な情報の享受ですが、ネットは能動的な情報の享受が出来ますから。どちらが効率的かつ有意義か?ということを考えれば、おのずとその選択肢は決まってくるはずです。
■米マイクロソフト、無料のウェブアプリケーション「Hohm」、光熱費を節約するためのヒントを提供。
→ ネットとリアルとの融合ということを考える上で、とても良いコンタクトポイントだと思います。未曾有の不景気の中、節約気質、エコ気質が高まっていますからね。
■米Google、「AdSense」を携帯アプリへも展開。(ベータ版公開)
→ モバイルサイトって一体いつまで存在していますかね?僕は数年前から、インターフェースの問題さえクリアしてしまえば、モバイルサイトなんて不要だと考えています。PCとモバイルというように、2つのサイトを用意するのではなく、1つのサイトを複数のインターフェースで見せる方が効率的かつ、エコだと考えるからです。見やすい、操作しやすいといった所をどのように改善するのか?やっぱりここがポイントではないでしょうか?
■iPhone 3GSの発売を開始。
→ ああ、欲しい!欲し過ぎる!何で、勇み足でイーモバイルに手を出してしまったのだろうか?後悔先に立たずとはよく言ったものだ。本当に。
ラベル: SEM、SEO、
SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、検索エンジンを活用してビジネスの収益につなげる施策手法の総称の事です。検索エンジンを有効に活用して、Webサイトの露出効果や売上を伸ばしましょうって事ですね!
昨今、SEO・SEMよりも重要なのはLPOではないかと考えるようになりまし。もちろんSEO・SEMはマーケティングには重要です。いうなればサイトを運営するのは「ラーメン店」を営むのと同じです。SEO・SEMといったものは「ラーメン店」の立地や、チラシといった役割を担っています。つまり誰も通らない様な路地にラーメン店を開いても、お客さんに気づいてもらえないという悲惨な結果になります。その為、誰の目にも留まりそうな商店街に出展する、ラーメンが食べたくなるようなチラシを作成する。この行為が検索エンジンの検索結果上位に表示させる、魅力的な広告文章で購買喚起するという事なのです。では「LPO」とは何ぞやと言う事になりますが、それはラーメン店の内装であったり、ドンブリであったり、店内でかかっている楽曲というものにあたるものです。ラーメン自体は商品・サービスに該当するので、また「LPO」とは異なります。
ユーザービリティとは、訪問ユーザーにとってサイトの使い勝手についての指数です。例えばユーザービリティに優れていると言えば、ユーザーライクなサイトという事になります。先に述べた「LPO」にも含まれている重要なポイントです。
ソーシャル・メディア・オプティマイゼーションの略です。平たくいうと、共有型Webサービスを有効活用して口コミなどによる情報の2次配信、3次配信を狙ったマーケティング手法です。特に意識しなくとも、面白いコンテンツや、役立つ情報を配信していれば自然にその恩恵は受けられるはずです。
コンシューマ・ジェネレイティッド・マネージメントの略です。そのままの意味で口コミマーケティングの意味です。情報発信をするにあたり、直接的に配信するのではなく第三者である消費者・ユーザー目線での情報発信させ、マーケティングを図る手法です。ただ、見返り(お金、ポイントなど)を発生させてしまうと、検索エンジンからはスパム扱いになる可能性があります。お金を払ってリンクを買う行為に、限りなく等しい行為ですので。これは「Google JAPAN」がアメリカ本社からペナルティを受けたことでも、業界では有名な話です。
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