4月20日の週 SEM情報

■マット・カッツ動画解説より2点
・検索エンジンはクエリと適合性が高いページを検索上位に表示するだけで、そのページのURLパスの深さや構造は関係ない。ユーザビリティやサイト管理観点で扱い易い、わかり易いようにURL構造やパスを決定すれば良い。
一方で、URL文字列もページの品質や関連性の判断基準になる。
→言い切ってもらえると気持ち良いですし、施策を練る側としてはありがたいですよね。
・h1タグがh2より下にあるなどの構文間違えもキチンと解釈する。
→ズボラな僕にはありがたい検索エンジンの進化です!
鈴木さんもコメントしていましたが、世のWebページの4割もが構文間違いであるという統計データがあるくらいなので、この対応は必然かもしれませんね。
■米Google、「Webcams.travel」というサービスと連携して、Googleマップに「Webcam(ウェブカム)」の映像が表示されるようになった。
→日本の対応はまだですが、これはとても便利な機能です。但し、ストリートビューの時のような問題があるので、便利な反面リスクも備えているような気がします。
■Google、キーワード最適化ツールの日本語版をリリース。
→便利ですが、どのくらい出稿していないキーワードが拾えるのか?という懸念点があります。
■米Google、人名検索に対応。
→日本対応はまだですが、僕は待ち遠しくて仕方ありません。一刻も早く実装して欲しいです。
■マイクロソフトのAdSence、「Microsoft AdCenter PUBLISHER」というコンテンツマッチ広告プログラムをベータ版を一般公開。
→随分と遅れをとってしまったので今更感は否めませんが、この開発や運用を怠ってしまったら、遅れをとってしまう一方だと思います。Web上では元気のないマイクロソフトですから、ここらへんで跳ねて欲しいですね。
■米Google、「Google AdSense」の新機能「カテゴリフィルタ(Category filtering)」を発表した。
→この機能は、広告掲載側への配慮です。いかがわしい広告は載せませんよといった処理が行えます。何で今までなかったのでしょうか?ってくらい必須の機能ですよね。
今週は、Google祭りか?というくらい機能拡充や、サービスリリースが続きました。それもこれもGoogleの技術力の高さがなせる業なのでしょうね。
ラベル: SEO、Google、マット・カッツ、Webcams.travel、Microsoft AdCenter PUBLISHER



SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、検索エンジンを活用してビジネスの収益につなげる施策手法の総称の事です。検索エンジンを有効に活用して、Webサイトの露出効果や売上を伸ばしましょうって事ですね!
昨今、SEO・SEMよりも重要なのはLPOではないかと考えるようになりまし。もちろんSEO・SEMはマーケティングには重要です。いうなればサイトを運営するのは「ラーメン店」を営むのと同じです。SEO・SEMといったものは「ラーメン店」の立地や、チラシといった役割を担っています。つまり誰も通らない様な路地にラーメン店を開いても、お客さんに気づいてもらえないという悲惨な結果になります。その為、誰の目にも留まりそうな商店街に出展する、ラーメンが食べたくなるようなチラシを作成する。この行為が検索エンジンの検索結果上位に表示させる、魅力的な広告文章で購買喚起するという事なのです。では「LPO」とは何ぞやと言う事になりますが、それはラーメン店の内装であったり、ドンブリであったり、店内でかかっている楽曲というものにあたるものです。ラーメン自体は商品・サービスに該当するので、また「LPO」とは異なります。
ユーザービリティとは、訪問ユーザーにとってサイトの使い勝手についての指数です。例えばユーザービリティに優れていると言えば、ユーザーライクなサイトという事になります。先に述べた「LPO」にも含まれている重要なポイントです。
ソーシャル・メディア・オプティマイゼーションの略です。平たくいうと、共有型Webサービスを有効活用して口コミなどによる情報の2次配信、3次配信を狙ったマーケティング手法です。特に意識しなくとも、面白いコンテンツや、役立つ情報を配信していれば自然にその恩恵は受けられるはずです。
コンシューマ・ジェネレイティッド・マネージメントの略です。そのままの意味で口コミマーケティングの意味です。情報発信をするにあたり、直接的に配信するのではなく第三者である消費者・ユーザー目線での情報発信させ、マーケティングを図る手法です。ただ、見返り(お金、ポイントなど)を発生させてしまうと、検索エンジンからはスパム扱いになる可能性があります。お金を払ってリンクを買う行為に、限りなく等しい行為ですので。これは「Google JAPAN」がアメリカ本社からペナルティを受けたことでも、業界では有名な話です。