4月2週目のSEM情報

■Yahoo!テレビ向けインターネットサービス「テレビ版Yahoo! JAPAN」(http://dtv.yahoo.co.jp)の提供を開始。HTMLブラウザを搭載したインターネット接続テレビであれば、メーカーやモデルを問わず利用出来る。利用料は無料。
■Yahoo!動画とGyaO、今秋統合をリリース。
この2つのニュースは、今後の日本におけるインターネット視聴環境に、大きな変革をもたらすのではないでしょうか?今まで情報に対して能動的なアクセスアプローチに頼っていた検索エンジンが、情報取得に受動的なユーザーに対してもアプローチすることが出来るツールを手に入れたことになります。
インターネットに接続するプラットフォームがパソコンしかなかった時代に比べ、PDAや、携帯電話といったモバイル端末の出現や、今回のテレビといい選択肢が増えると言うことは、単純に顧客との接触回数が増えるということになるわけですから、サービス提供者としても嬉しいですし、そのサービスを受ける消費者としても、「いつでもどこでも」という「ユビキタス」な生活にまた一歩近づいたという感じではないでしょうか?
■日Google、マップで地下路線図を表示。9都市42路線に対応。
あるようでなかった機能なんですね。その情報のインパクトが小さいのに比べ、便利さはとても大きいです。
■米Google、「My preferred sites(プリファードサイト)機能を、Google Labsで公開。「プリファードサイト」機能とは、お気に入りサイトや信頼するサイトを登録することで、検索結果に表示させやすくするパーソナライズド検索機能。
この機能は絶対実装されるとは思っていたのですが、実際に実装してみての使い勝手次第、ユーザーレスポンス次第といったところではないでしょうか?「これは便利だ!」と感じることができないとその意味はないと思います。
■Googleページランク&バックリンク更新。
前回の更新と比べると、小幅な変動のようです。
■Yahoo!インデックスアップデート実施。
やっと、本当にやっと行われました。僕がコンサルタントしているサイトに関しては、概ね上位ランキングを維持しているといった感じでした。友人に聞いてみたりすると、目を見張るような上昇をしたサイトや、圏外に落ちてしまっていたサイトが、再び上位に返り咲いていたりするケースもあるようです。
■GREE、会員数が1000万人を突破。
モバイル事業に舵をきって正解だったようですね。
■アメブロ会員500万人突破。
強いですねぇ~!アメブロは本当に!芸能人を巻き込んだプロモーション戦略は、大当たりだったと思います。livedoorも当初はその路線だったんですが、やっぱりあの事件によるマイナスイメージが、大き過ぎてしまったんでしょうか?
SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、検索エンジンを活用してビジネスの収益につなげる施策手法の総称の事です。検索エンジンを有効に活用して、Webサイトの露出効果や売上を伸ばしましょうって事ですね!
昨今、SEO・SEMよりも重要なのはLPOではないかと考えるようになりまし。もちろんSEO・SEMはマーケティングには重要です。いうなればサイトを運営するのは「ラーメン店」を営むのと同じです。SEO・SEMといったものは「ラーメン店」の立地や、チラシといった役割を担っています。つまり誰も通らない様な路地にラーメン店を開いても、お客さんに気づいてもらえないという悲惨な結果になります。その為、誰の目にも留まりそうな商店街に出展する、ラーメンが食べたくなるようなチラシを作成する。この行為が検索エンジンの検索結果上位に表示させる、魅力的な広告文章で購買喚起するという事なのです。では「LPO」とは何ぞやと言う事になりますが、それはラーメン店の内装であったり、ドンブリであったり、店内でかかっている楽曲というものにあたるものです。ラーメン自体は商品・サービスに該当するので、また「LPO」とは異なります。
ユーザービリティとは、訪問ユーザーにとってサイトの使い勝手についての指数です。例えばユーザービリティに優れていると言えば、ユーザーライクなサイトという事になります。先に述べた「LPO」にも含まれている重要なポイントです。
ソーシャル・メディア・オプティマイゼーションの略です。平たくいうと、共有型Webサービスを有効活用して口コミなどによる情報の2次配信、3次配信を狙ったマーケティング手法です。特に意識しなくとも、面白いコンテンツや、役立つ情報を配信していれば自然にその恩恵は受けられるはずです。
コンシューマ・ジェネレイティッド・マネージメントの略です。そのままの意味で口コミマーケティングの意味です。情報発信をするにあたり、直接的に配信するのではなく第三者である消費者・ユーザー目線での情報発信させ、マーケティングを図る手法です。ただ、見返り(お金、ポイントなど)を発生させてしまうと、検索エンジンからはスパム扱いになる可能性があります。お金を払ってリンクを買う行為に、限りなく等しい行為ですので。これは「Google JAPAN」がアメリカ本社からペナルティを受けたことでも、業界では有名な話です。
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