日Yahoo!増収増益決算

米Yahoo!に比べ、日Yahoo!は調子良いですね！
やはり日本におけるYahoo!というのは、単純に一つのポータルとしてだけではないネット業界におけるオピニオンリーダーなのでしょう。

今年度から、従来の売上原価に計上していたパートナーサイトに支払うＴＡＣ（トラフィック獲得コスト）などを控除する方式に変更している為、直接の比較は出来ないとの注意書きがあるのですが、前年度と同じ方式で比較した場合でも13%程度の増加となっているところからも、単純に増収増益と考えて良いのではないでしょうか。

去年暮れあたりのYahoo!の「お金欲しいです。」施策を受ければ、当然売上はあがるであろうと誰もが予想していたのではないでしょうか？増収増益の一番の要因は検索結果連動広告という事ですので、この事実がそれを裏付けているとも言えます。随分ＰＰＣ広告クリックされ易くなりましたものね。

と皮肉を言っておきたいと思いますｗ

米Yahoo!の新CEOに経験豊富なキャロル・バーツ氏が就任

IT業界に明るく経験豊富なCEOを迎え入れたカタチのようですが、インターネット企業経営の経験不足を埋める事が出来るのか？彼女の持つ協力なリーダーシップが功を奏するのか？見ものです。

そうして気になっている検索事業のマイクロソフト売却はありえるのか？このキャロル・バーツ氏がCEOになった後に何かしらの動きがあるのだろうから注目していきたいところですね。

Yahoo!の検索結果にブログ除外結果へのリンクが

僕が単純に気がつかなかっただけかもしれませんが、キーワードによって（ブログを多く含んでいるか、いないかの差だと思うのですが）、検索結果ページ（SERP）の一番下に「ブログを含めずに再検索」というリンクが配置されていました。

これは以前からあったんですかね？そうだとしたらまったく気にとめていませんでした。と言いますか、逆に言うと「気にとめて欲しくなかった」んでしょうね。

よく言われる事ですが、該当するサイトがブログなのか？そうではないのか？という判断は明確に出来ないと思っています。というのも、技術的にサイトを構築する上でツールがブログだったら、ブログ。そうでなかったら一般サイトというのはザックリとし過ぎているからです。

ブログというツールは使ってはいても、「一般サイトだ」と言えばそうだとも思うからです。

では、誰がどういった指標で、ブログとそうでないものを判断するのか？

この「誰」はモチロン「検索エンジン」にあたります。そして「判断」は、「Yahoo!のアルゴリズム」によるわけです。

これを全面に押し出してしまうという事は、今まで慣れ親しんだ検索結果がまったく別のものになる可能性を含んでおり、その決断をするにはまだ早いという事なのではないでしょうか？

新年のＳＥＭニュース紹介

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致しますm(__)m
さて、新年まず最近目にとまったニュースを簡単にご紹介したいと思います。


■アイレップ、高山社長が会長に、紺野取締役が社長に異動。渡辺取締役はCSO（最高戦略責任者）へ。

→渡辺さんが「最高戦略責任者」になられたんですね。2009年はどのように攻めるのでしょうか？期待しましょう。


■「2ちゃんねる」、「PACKET MONSTER」という企業に譲渡した。

→正直、「チャネラー」ではないのでどうでも良いですが、ヘビーユーザーも今まで通りサービスが使えれば文句はないのではないでしょうか？「ひろゆき」が好きで「2ちゃんねる」を利用している人もいないだろうし。


■メンバーズ、パワーテクノロジーと共同でサテライトサイトによって+αの集客を行う「アルティメットSEO」開始。

・SEO対策費用：無料
・サテライト制作費用500万円～


→SEMを行うクライアントのニーズも明確化してきたという事の現れですね。でも、サテライトサイトを構築するのに「500万円～」って、相変わらずボッタくってますねｗ