3月23日週のSEM情報まとめ

■リードスコープPro
http://pro.read-scope.com/
「精読率」という馴染みのない数字を把握できるアクセス解析の「Pro」版なるものがリリースされました。基本的なアクセス解析や、広告効果測定はもちろん、ページの中でどこが一番読まれているのか?読まれていないのか?といったことが、グラフィカルに把握できるようです。でも、法人用らしく値段が高い・・・。

■FerretPLUSリニューアル
http://ferret-plus.com/
フリーアカウントを取得すれば、大概の機能は使えます。
「来訪予測キーワード」などは気になるツールですね。
■adobe、Flashサイトの為のSEO情報提供「Search Engine Optimization Technology Center」開設。
英語版とはいえ、Webマスターには嬉しいニュースですね。
■Google検索結果に2つの改良。
・検索ワードの関連ワードの守備範囲が広がった。(賢くなった)
・3語以上の検索には、より詳細なスニペット文章が表示される。(ロングテール対策)
■Mutt Cuts氏、「link」コマンドについて動画解説。
結果の精度の低さは、「リバース・エンジニアリング」というリンク元を調査され悪用するというスパム封じによるものだった。
■米Google、検索結果を実験。
要約すると、検索結果を任意に絞り込むことができるようです。
例えば、ビデオに特化したり、フォーラムに特化したりといったように。
また、「Wonder wheel」という、キーワードの関連語をFlashで視覚化できたり、検索結果ページ内のサムネイルを表示できたり、タイムラインを表示したりできるらしい。
これは直にでも実装して欲しい!喉から手が出る。
■インタレストマッチ広告、4月以降にmixiなどの提携パートナーサイトにも掲載開始。
そんなことよりも、サイトと広告のマッチング制度を向上して欲しい。
SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、検索エンジンを活用してビジネスの収益につなげる施策手法の総称の事です。検索エンジンを有効に活用して、Webサイトの露出効果や売上を伸ばしましょうって事ですね!
昨今、SEO・SEMよりも重要なのはLPOではないかと考えるようになりまし。もちろんSEO・SEMはマーケティングには重要です。いうなればサイトを運営するのは「ラーメン店」を営むのと同じです。SEO・SEMといったものは「ラーメン店」の立地や、チラシといった役割を担っています。つまり誰も通らない様な路地にラーメン店を開いても、お客さんに気づいてもらえないという悲惨な結果になります。その為、誰の目にも留まりそうな商店街に出展する、ラーメンが食べたくなるようなチラシを作成する。この行為が検索エンジンの検索結果上位に表示させる、魅力的な広告文章で購買喚起するという事なのです。では「LPO」とは何ぞやと言う事になりますが、それはラーメン店の内装であったり、ドンブリであったり、店内でかかっている楽曲というものにあたるものです。ラーメン自体は商品・サービスに該当するので、また「LPO」とは異なります。
ユーザービリティとは、訪問ユーザーにとってサイトの使い勝手についての指数です。例えばユーザービリティに優れていると言えば、ユーザーライクなサイトという事になります。先に述べた「LPO」にも含まれている重要なポイントです。
ソーシャル・メディア・オプティマイゼーションの略です。平たくいうと、共有型Webサービスを有効活用して口コミなどによる情報の2次配信、3次配信を狙ったマーケティング手法です。特に意識しなくとも、面白いコンテンツや、役立つ情報を配信していれば自然にその恩恵は受けられるはずです。
コンシューマ・ジェネレイティッド・マネージメントの略です。そのままの意味で口コミマーケティングの意味です。情報発信をするにあたり、直接的に配信するのではなく第三者である消費者・ユーザー目線での情報発信させ、マーケティングを図る手法です。ただ、見返り(お金、ポイントなど)を発生させてしまうと、検索エンジンからはスパム扱いになる可能性があります。お金を払ってリンクを買う行為に、限りなく等しい行為ですので。これは「Google JAPAN」がアメリカ本社からペナルティを受けたことでも、業界では有名な話です。