検索ランキング自動収集ツールの終焉
SEO会社や、個人のアフィリエイターが愛用している、検索結果ランキングを自動で収集してくるツールの利用がいよいよ封じられていくようです。
もともと、Googleはこの通称「検索ランキング自動収集ツール」の利用は、検索クエリが多大に集中する為、利用に対してダメ出しをしていたのですが、オフィシャルのアナウンスのみにとどまっていました。ところが先日、米国で「Webposition」という「検索ランキング自動収集ツール」を対象に制裁が下ったのです。要するに何かしらのフィルタリング機能を追加し、このサービスからのクエリを遮断したのでしょう。
こういう魔女が利的な見せしめ行為により、一次抑制と、更に各ツールごとがライバルを牽制し合うという二次抑制が形成される事でしょう。ハッキリと言って、検索エンジン・・・引いては検索エンジンを利用するユーザーからしてみると、この「検索ランキング自動収集ツール」はスパムでしかありえません。当然の制裁処置でしょう。むしろ今まで野放しであった事の方が不思議です。
各SEO会社は、レポート提出のフローが変わるのでバタバタするんじゃないですかね?w
外部施策を行っているというSEO会社で、酷い所なんかはお金をとるだけとっておいて何もしない。上記の「検索ランキング自動収集ツール」でランキングレポートを作成して提出するだけなんていう所もあるんですよ。そんな会社には大打撃になる事でしょうが、良い気味です。このままそういうSEO会社は消滅していただければ、まっとうなSEOサービスを提供している方々が、ホッと胸を撫で下ろせるのではないでしょうか。
でも、世の中の大半が詐欺まがいなSEO会社なので、難しいでしょうねw
ラベル: 検索ランキング自動収集ツール
SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、検索エンジンを活用してビジネスの収益につなげる施策手法の総称の事です。検索エンジンを有効に活用して、Webサイトの露出効果や売上を伸ばしましょうって事ですね!
昨今、SEO・SEMよりも重要なのはLPOではないかと考えるようになりまし。もちろんSEO・SEMはマーケティングには重要です。いうなればサイトを運営するのは「ラーメン店」を営むのと同じです。SEO・SEMといったものは「ラーメン店」の立地や、チラシといった役割を担っています。つまり誰も通らない様な路地にラーメン店を開いても、お客さんに気づいてもらえないという悲惨な結果になります。その為、誰の目にも留まりそうな商店街に出展する、ラーメンが食べたくなるようなチラシを作成する。この行為が検索エンジンの検索結果上位に表示させる、魅力的な広告文章で購買喚起するという事なのです。では「LPO」とは何ぞやと言う事になりますが、それはラーメン店の内装であったり、ドンブリであったり、店内でかかっている楽曲というものにあたるものです。ラーメン自体は商品・サービスに該当するので、また「LPO」とは異なります。
ユーザービリティとは、訪問ユーザーにとってサイトの使い勝手についての指数です。例えばユーザービリティに優れていると言えば、ユーザーライクなサイトという事になります。先に述べた「LPO」にも含まれている重要なポイントです。
ソーシャル・メディア・オプティマイゼーションの略です。平たくいうと、共有型Webサービスを有効活用して口コミなどによる情報の2次配信、3次配信を狙ったマーケティング手法です。特に意識しなくとも、面白いコンテンツや、役立つ情報を配信していれば自然にその恩恵は受けられるはずです。
コンシューマ・ジェネレイティッド・マネージメントの略です。そのままの意味で口コミマーケティングの意味です。情報発信をするにあたり、直接的に配信するのではなく第三者である消費者・ユーザー目線での情報発信させ、マーケティングを図る手法です。ただ、見返り(お金、ポイントなど)を発生させてしまうと、検索エンジンからはスパム扱いになる可能性があります。お金を払ってリンクを買う行為に、限りなく等しい行為ですので。これは「Google JAPAN」がアメリカ本社からペナルティを受けたことでも、業界では有名な話です。
<< ホーム