9月のSEM情報
9月終わってしました!w
もう怒涛のように忙しい月でしたよ。
何でしょう?9月決算とかが原因なんでしょうか?
企業には売上を抑えるために、決算前に駆け込みで業者を使うというのはよく聞く話ですが、そういったものが起因していたんでしょうか。まあ、この不景気に忙しいということは、喜ばしいことですからポジティブに考えましょう。
さて、検索エンジン業界の大きなトピックと言えば、やはりYahoo!日本独自のアルゴリズム更新ではないでしょうか?
インデックスアップデート後、間髪を入れずにポンポンとやってくる姿勢は、今までにないスピード感を感じずにはいられませんでした。
また、日本発開催の「ADtech(アドテック)」なども、業界を賑わわせたのではないでしょうか?こちらは定期開催するのでしょうか?
■Googleウェブマスターツールにリッチスニペットテストツールを追加。(リッチスニペットテストツール)
→ Googleの機能拡充は留まるところを知りませんね。でも、この愛すべきシステムの背景には、更なる広告収入を狙ったものがあるんですけれど、それは企業として当たり前の姿勢ですから。なまじGoogleは「正義」を掲げなくても良いのではないでしょうか?結果としてそのクリーンイメージ戦略は功を奏しているわけですが、逆に批判対象にもなっているので。
■ストリートビュー、「いまここ撮影中」をウェブで公開。
→ これは反発の強かった日本への配慮なんでしょうね。上にも書きましたが、Googleは「正義」をうたっているので。ただ、欧米と日本との美意識や価値観、そして危機感は異なりますから仕方のないことだと思います。世界中統一されていれば、戦争なんて起こらないでしょうしね。
■新型PS3発売。HDD:120GB、価格:2万9980円。
→ インターネットへの新たなインターフェースとしても活躍しているPS3が劇的な値下げを行いました。個人的にも大ニュースですw。機能制限による価格低下ですが、HDD容量は増えています。以前の値段で購入された方は、さぞ歯軋りをしていることでしょう。職場の同僚が良い例でした。
皮肉にも、PS3登場より今回の値下げのタイミングが最も売れたそうです。
また、このリリースを受けてなのか、任天堂もWii値下げに踏み切りました。互いに現在値崩れが起こっていますが、PS3の方がその幅は大きいようです。あと一声値段が落ちたら、僕のサイフの紐も落ちてしまうことでしょうw
■フジテレビジョンと日本テレビ放送網(日本テレビ)との間で業務提携し、両社がYahoo!の子会社であるGyaOに出資することで合意したことを発表。
→ 単純に「動画」という枠組みではなく、もうテレビとの直接対決を睨んだ布陣を組んだという印象です。放送網を囲い込んでいるあたりに、Yahoo!の狡猾さや商売根性を感じます。よく言えば、先見の妙といったところでしょうか?
■Yahoo!日本独自のアルゴリズムアップデート。
→ これが9月の最も大きなトピックではないでしょうか?直前に行われたインデックスアップデートと合い重なって、検索結果ランキングは激動となりました。
主な変更点としては、外部リンク周り力が入っており、ドメイン数や関連性、スパムといった要素によってシビアに判定されています。このアルゴリズム更新によって、以前上位ランキングにいたサイトも圏外に吹っ飛ばされた所も多々あったようです。
逆に堅いサイト作りをされているようなところは、それほど影響を受けていないようにも見えます。内部と外部の健全な強化が最もSEOに効果的である照明ですね。
■Google、独自のグリーン技術開発への取り組みを強化。
→ 先日もニュース特集で、Googleのこういった取り組みを見ましたが、やっぱり業界の先をいっている企業は違いますね。考え方に無駄がない、そして揺るぎがない。これから環境問題に対するエコといったものが世界的にトレンドになったとしても、この会社はまったく問題なさそうです。
■米Google、検索連動型広告(Adwords)でビデオの取り扱いを開始。
→ Googleは謙遜していますが、十分リッチコンテンツだと思いますけどね。少なくとも今の検索結果よいりもよりキャッチーだし、サイトまでの流入トレンドが変わりそうな気がします。それにともなって広告出稿側もアプローチを変えるでしょうね。
■秋に、Bingの大規模なアップデートを予定。
→ 現在の追い風ムードの中、なかなかスピーディーな対応は好感が持てますね。このアップデートで、ネットで問題視されていた「nofollow」リンク先を読んでしまっていた問題もクリアになるでしょう。明言してましたし。
■米検索シェア、「Bing」検索数22%増、シェア%に。
→ Bingの快進撃止まりませんね。でも、今こういった状況でないと困りますけど。Yahoo!にとって変わるわけですから。
■Adobe、ウェブ解析企業のオムニチュアを18億ドルで買収すると発表。
→ マイクロメディアを取り込み、そして今度はアクセス解析のオムニチュアを取り込むとは・・・Webに相当力をシフトしていくつもりなんですね。
■Google、reCAPTCHA(画像認証を手がける企業)を買収。書籍スキャンにも活用へ。
→ 書籍のデータ化を促進するつもりなんでしょうね。色々ともめている分野なのに攻めますね。
■Yahoo!、ブロドーバンドタワー(データセンター)の株式を取得、第2位株主に。
→ 電力やエコを睨んだ戦略なのでしょうか?Googleの省エネの考え方は素晴らしいですからね。各社が皆そうしてくれれば、東京電力も助かるのではないでしょうか?
■mixi、インディーズ機能として提供してきた「エコー」を正式サービス「mixiボイス」として公開。
→ 完全にtwitterに習っている感じですよね。公開先をクローズドにしたり、オープンにしたりといった部分は、SNSタイプのサービスの香りがします。しかし、アウトプット先が複数あっても、情報元は一つですからね。サービス淘汰されていくんでしょうか?
■米Yahoo!Search、新しい検索UIをリリース。
→ そんなにユーザーインターフェースは悪くないと思うんですけどね。かといって無変化というのも好ましくないし・・・最終的にはシンプルなものに戻る様な気がするんですけどね。
■米Google、検索結果にアンカーリンク(サーチスニペット)を追加。
→ ますます、検索結果の下方郡はクリックされなくなる気がしますね。ネクストページなんてそれこそ誰が見るんだって感じですよ。でも、検索エンジンとして考えた時は、それが優秀な検索エンジンの証拠なんですよね。
■Google、急上昇しているキーワードでの検索には、検索結果ページに表示されるようになった。
→ マーケッターには本当に嬉しい機能です。一般の検索ユーザーも自分の検索したキーワードへの興味が更に湧くのではないでしょうか。今までは考えもしなかった要素を知り得た時に、検索ユーザーはどういったアクションを起こすのでしょうか?ユーザー動向のトレンドに変化がみられるかもしれませんね。