SEM(サーチエンジンマーケティング)についてあらゆる情報・ニュース・テクニックをレポートしていくブログサイトです。SEO・PPC・LPOなど売上を上げる施策・ツールは数多存在しています。

火曜日, 6月 30, 2009

6月下旬のSEM情報


まぁ、いつものことではありますが、気がつけば6月も終わりですよ。一年のうち、半分が終了したことになるわけですが、実感があんまりないっていうのは良いことなのか?悪いことなのか?判断しかねる今日この頃です。


■Googleウェブマスターツール、旧インターフェースから完全移行。

→ 大したトピックでもないですが、Googleが無料で機能拡充してくれていることは、とっても評価に値すると思う。


■Ask.jp検索サービス撤退を発表。

→ サービス淘汰の波が目に見えるようです。まぁ、サービス過多なんですけどね。


■ページランク、バックリンク更新。

→ いつものことですが、今回のシビアなポイント付けは個人的に高評価させていただいております。


■Google Voiceナンバーポータビリティ導入へ。

→ 日本では出来ないでしょうね。本当、モバイルは現在もガラパゴス続行中ですわ。


■米Google、マイクロブログ検索を準備中?

→ これは当然、実現出来るでしょうね。出来るでしょうし、やって欲しいです。他の検索エンジンも遅かれ早かれ追随するカタチになると思います。


■米Google、製品価格や写真掲載可能なCPA課金アドワーズのテスト実施。

→ ちょっとでも、儲けたい!このストイックさは、どのビジネスも模倣すべきです。


■米Google、FLASHが呼び出す外部ファイルもインデックス可能に。

→ リッチコンテンツ対策としては、必要不可欠でしょうね。ただ、これがSEOと関連するかどうかはまったく別問題です。


■米マイクロソフト、米Yahoo!幹部をまたも引き抜く

→ 資金力にものをいわせられるうちに、出来ることは全てやっておくべきですよ。少なからずWebの世界では、ハードウェアの巨人も独占状態ではないわけですから。


■Googleの「ストリートビュー」は違法にあたらず。総務省の研究会が見解。

→ これは、結構怖い判定ですよね。ユーザー利便性の高いサービスであれば、違法性が高かったとしても、利便性をとるという判断ですから。「検索エンジン」自体も、著作権うんぬんでいえばグレーだったのですが、先日これも違法性はないことになりましたしね。理由は、ここまで生活に溶け込んでしまっているサービスを、いまさら違法だとしてとりあげることは出来ないといった判断だそうです。これが例外の判定であることを祈らずにはいられません。

インターネットでの著作権をとりしまろうとしている昨今の流れから考えると、著作権に触れているけれどこれは便利だから良いよねってのは矛盾している気がするんですけどね。


■インターネットの利用時間、20代男性でテレビを抜く。

→ これは間違いないですよ。そして、さらにこのパワーバランスは変貌を遂げていくでしょうね。テレビは受動的な情報の享受ですが、ネットは能動的な情報の享受が出来ますから。どちらが効率的かつ有意義か?ということを考えれば、おのずとその選択肢は決まってくるはずです。


■米マイクロソフト、無料のウェブアプリケーション「Hohm」、光熱費を節約するためのヒントを提供。

→ ネットとリアルとの融合ということを考える上で、とても良いコンタクトポイントだと思います。未曾有の不景気の中、節約気質、エコ気質が高まっていますからね。


■米Google、「AdSense」を携帯アプリへも展開。(ベータ版公開)

→ モバイルサイトって一体いつまで存在していますかね?僕は数年前から、インターフェースの問題さえクリアしてしまえば、モバイルサイトなんて不要だと考えています。PCとモバイルというように、2つのサイトを用意するのではなく、1つのサイトを複数のインターフェースで見せる方が効率的かつ、エコだと考えるからです。見やすい、操作しやすいといった所をどのように改善するのか?やっぱりここがポイントではないでしょうか?


■iPhone 3GSの発売を開始。

→ ああ、欲しい!欲し過ぎる!何で、勇み足でイーモバイルに手を出してしまったのだろうか?後悔先に立たずとはよく言ったものだ。本当に。

ラベル:

月曜日, 6月 15, 2009

6月上旬のSEM情報

ふと冷静に考えるとこのIT業界って、毎週毎週ニュースがあるって凄いことですよね。改めて、ドックイヤー(犬の年齢のように進みが早い)だということを考えさせられます。本当に。
サービスが終了したり、新しく始まったり、やはり世はオーバーサービスなのだと。


Google では常時 50 ~ 200 にわたる実験を行っている。その実験は、ページをじっくり見てもほとんど違いがわからないような細かい変更もあれば、一目瞭然のものもある。(公式ブログより)

→ 本当にこの企業は凄いですよね。Googleなくなったら困る人が相当数いるはずですよ。僕もちょっと考えただけでも怖いですもの。


マイクロソフト、次世代検索サービス「Bing(ビング)」をリリース。

→ 「次世代検索サービス」とは、大きく出ましたよね!w
それほど次世代感は感じられていないのですが、マイクロソフトというパソコン業界の巨人には、「検索エンジン」というものを諦めて欲しくないので、僕はコッソリと応援しています。
アダルト業界からは支持を受けているらしいです。そちらからのアプローチでも良いのではないでしょうか?ビデオやDVDが普及したのも、アダルトのおかでですし。


Yahoo!インデックスアップデート。

→ アルゴリズム更新の影に隠れて、個人的にはそれほど大きなインパクトは受けませんでしたが、順位変動は一様にあるようですね。小手先サイトは駆逐されますよ。だって小手先ですもの。やっぱり、コツコツとしっかりやっているサイトは強いですよ。日々の積み重ねに勝るコンテンツなんて存在しませんよ。皆さん!


Google MAPストリートビューに、スマートナビゲーション実装。操作がより一層直感的に行えるように。

→ 知らない土地や、旅行、そして調べ物する時には本当に便利な機能ですよね。Googleアースもそうですけれど、その場に行った気分が味わえるキラーツールです。そのあくなき機能向上は、間違いなくユーザビリティに反映されています。メチャメチャ使い勝手良いですもん。営業さんは必須ツールでしょ?これはもう。


米Google、AdWords広告で商品名と価格を一行で表示する「One Line Product Links」の試験運用を実施。

→ Googleのサービスは無料だし、非の打ち所がないわけですが、こと企業として売り上げ追求といったところでも、露骨な努力を重ねられていますよね。営業部隊を再編したり、こういった広告商品のテストマーケティングは、常にやっていますもんね。利益追求をする企業の鏡でもあるかもしれません。Overtureとの二分とは言え、検索エンジン市場ではほぼ独占状態なわけですから、あぐらをかいても良さそうなものだけれども、そうしないんですもんね。
不景気からくるマーケティング予算削減があるわけですし、余裕ではいられないのかもしれませんが。


Googleページランク(マイナー)、バックリンク更新。

→ 個人的には、正当な評価が久しぶりに起こった気がしています。皆さんはどうですか?ここのところちょっと緩かったような気がしていたので。久しぶりに冷水ぶっかけられたようですw


Yahoo!ラボリリース。

→ 待ってました!っていったようなツールが、無料公開されましたね。これらの前身は京大・東大で研究されていたものだと思うのですが、いくつかは数年前から他サイトで公開されているものあり、このように広く実験成果を公開してくださるのはありがたいことです。
Yahoo!もGoogleも、正しいSEOは奨励してくれているんですよね。様々な情報公開してくれるようになったし、無料で利用出来るツールもたくさん提供してくれるしと。
検索エンジンと、マーケッターとがより親和性を深められたら良いですよね。


パーソナライズ化するために参照している情報。
1. IPアドレス(アクセス元、地域)
2. 言語設定
3. 同一セッション内の直前の検索クエリ
4. ウェブ履歴(要Googleアカウント)
5. ページ履歴(要Googleツールバー)

別のGoogleエンジニアの話では、「Googleブックマーク」・「iGoogleのガジェット」もパーソナライズする際の参照情報として利用されるとのこと。


→ 普通のユーザーは、こんなのまったく意識しないですよね。と申しますか、僕も意識したこと一度もありませんw

ラベル: