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木曜日, 10月 19, 2006

Yahoo!7-9月期は38%減益、ネット広告事業の伸び鈍化

日経ネットのIT-PLUSを読んでいたら、タイトルの記事に遭遇しました。
その記事の中で、「インターネットの成長が止まったわけではない。ヤフーが提供するサービスに新しいユーザーを引きつける力がなくなったのだ。」という辛辣な言葉があったのだけれど、僕もまったくもって同意見ですね。
最近よくとりだたされるのが「ユーザーのプラットホームが今どこにあるか?」というところなのですが、インターネットが登場した頃はまったく免疫のないユーザーばかりだったわけで、誰かが道を示してあげないとどうして良いのかさえ判断がつかなかったと思います。
その道を示してくれるプラットホームが、日本ではYahoo!だったんでしょうね。
時代が流れ、ユーザーはたどたどしいながらも己の力だけで歩き出し、「道標(みちしるべ)」の価値が下落した事が、このような事態の背景なのだと思います。

事実、昔はYahoo!のようなポータルサイトを作成して、ユーザーのトラフィックを集中させる事がネットビジネスを成功させる常套手段でしたが、現在ではユーザーのポータル離れが進んでいますしね。
ユーザーのトラフィック集中のトレンドは、「ポータル」から「検索」へとシフトし、更に次のステップに進みそうな気配があります。
「RSS」といったものが今後メインになるのではなかろうかと、専門家の間でも話がしょっちゅうもたれていたりもします。

兎に角、僕が心配しているのは「Yahoo!がマイクロソフトに買収されないだろうか?」という事です。
お願いだからコレだけは勘弁してもらいたいものである。