モバイルSEO
最近いたるところで「モバイルSEO」という単語を聞きます。
時代のトレンドである事は明白なんですが、やはり後押した要因は各キャリアの検索エンジンとの提携でしょう。
auはgoogle、softbankはYahoo!、DoCoMoはgoogle+αというような感じです。
今まではオフィシャルサイトと呼ばれる各キャリアに認可されたサイトに対して、各キャリアが提供するトップページよりディレクトリ検索などによって必要なサービスに到達していました。
しかしながらこれまた時代の流れなのか?はたまた人間の欲望は天井知らずということなのか?
勝手サイトと呼ばれる前述したオフィシャルになれない・ならないサイトへのニーズが高まり、これらのサイトへのアプローチ手段が求められた結果なのかもしれません。
また、各キャリアともにデータ定額制を採用しているといった、インフラ部分の要因もあるのでしょう。
上記で「時代の流れ」というものが多々出てきていますが、近年筆者はひしひしと感じております。
僕はモバイルの使用ケースは「ニッチタイム」、いわゆる隙間のように空いた時間にしかないものと考えていました。
しかし、僕の考えとは裏腹に、現代人のモバイル活用法は次のステージにいっていたのです!
僕の考えは「ニッチタイム」をベースにした使用方法を想定していたわけですが、具体例を挙げると下記のようになります。
(例)電車・バスなどの移動時間、待合せまでの時間
この使用用途であれば次の仮説を立てる事が出来ます。
・長時間の利用はありえない為、簡潔なコンテンツが求められる。
・入力が面倒なのでキーワード検索などはしないのでは?
今にして思えば、僕の独りよがりです。
現代人はPCよりもモバイルがメインステージなのです。
何より、ハードの普及率が物語っています。
個人のPCは持っていなくても、個人で携帯を持っていない人はほとんどいませんよね?
すると検索という分野でもPCよりもモバイルがメインになる事は必然なのです。
また「入力が面倒」というこのフレーズも、PCでの入力インターフェースになれてしまっている僕の固定概念であり、モバイル入力が主体である現代人にはまったくといってよいほどストレスは存在すらしないのです。
複合キーワードすらも入力しているのではないでしょうか?
恐ろしいですねw
そんな事を考えながら、この「モバイルSEO」という単語と向き直った時に、僕はこう思いました。
「考え方はPCと一緒で良いのではないか?」
ステージが移行・統合するのであれば、利用者が同じ人間であるのであれば、到達するゴールは同じであると思ったのです。
あくまで細かい話、技術的な話を省いた場合ですが、ベクトルである「ユーザーが求めている情報をレスポンスする」という事にはかわりがないからです。
この点を念頭に置いておけば、主軸はブレないと思います。
まぁ、知りたいのはその具体的な施策内容なんですけれどね!(笑)
SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、検索エンジンを活用してビジネスの収益につなげる施策手法の総称の事です。検索エンジンを有効に活用して、Webサイトの露出効果や売上を伸ばしましょうって事ですね!
昨今、SEO・SEMよりも重要なのはLPOではないかと考えるようになりまし。もちろんSEO・SEMはマーケティングには重要です。いうなればサイトを運営するのは「ラーメン店」を営むのと同じです。SEO・SEMといったものは「ラーメン店」の立地や、チラシといった役割を担っています。つまり誰も通らない様な路地にラーメン店を開いても、お客さんに気づいてもらえないという悲惨な結果になります。その為、誰の目にも留まりそうな商店街に出展する、ラーメンが食べたくなるようなチラシを作成する。この行為が検索エンジンの検索結果上位に表示させる、魅力的な広告文章で購買喚起するという事なのです。では「LPO」とは何ぞやと言う事になりますが、それはラーメン店の内装であったり、ドンブリであったり、店内でかかっている楽曲というものにあたるものです。ラーメン自体は商品・サービスに該当するので、また「LPO」とは異なります。
ユーザービリティとは、訪問ユーザーにとってサイトの使い勝手についての指数です。例えばユーザービリティに優れていると言えば、ユーザーライクなサイトという事になります。先に述べた「LPO」にも含まれている重要なポイントです。
ソーシャル・メディア・オプティマイゼーションの略です。平たくいうと、共有型Webサービスを有効活用して口コミなどによる情報の2次配信、3次配信を狙ったマーケティング手法です。特に意識しなくとも、面白いコンテンツや、役立つ情報を配信していれば自然にその恩恵は受けられるはずです。
コンシューマ・ジェネレイティッド・マネージメントの略です。そのままの意味で口コミマーケティングの意味です。情報発信をするにあたり、直接的に配信するのではなく第三者である消費者・ユーザー目線での情報発信させ、マーケティングを図る手法です。ただ、見返り(お金、ポイントなど)を発生させてしまうと、検索エンジンからはスパム扱いになる可能性があります。お金を払ってリンクを買う行為に、限りなく等しい行為ですので。これは「Google JAPAN」がアメリカ本社からペナルティを受けたことでも、業界では有名な話です。
<< ホーム