マイクロソフト、「Live Search」を「Kumo」の名称でリニューアルについて
Microsoftが「Live Search」のブランド名を変更し、リニューアルを実施する予定らしいです。企業・サービスイメージを一新させる事が狙いなのでしょうけれど、果たして内容はついてくるのか?
このイメージ改革には、内容が伴わなければその効果を成さないと僕は考えています。良い例として今年行われた「DoCoMo(ドコモ)」のロゴ変更です。アレだけ大掛かりな変更をしたわりには、何か僕達のイメージって変わりましたか?少なくとも僕のイメージは変わりませんでした。あんなにデカイ企業で、広告費だって他にくらべれば潤沢にあるにもかかわらずこれだけ低迷している会社も珍しいです。母体であるNTTの企業体質がそうさせるのでしょうか?w
NTTのほとんどの売上は「DoCoMo」が上げているので、大黒橋であることは間違いないのですが、そんな「井の中の蛙」の話しをしてもしょうがありません。いかにユーザーの純増数を伸ばせるか?そこが「DoCoMo」の課題だからです。どうせやるなら「Vodafone(ボーダーフォン)」を買収した「SoftBank(ソフトバンク)」くらいはやって欲しいところです。
つまり、「明確なメッセージをユーザーが受け取れていない」と言う事なのです。「DoCoMo2.0」って何ですか?何をしてくれたんですか?反撃してくれんじゃなかったんですか?とまぁ、大いに話しはそれたのですが、マイクロソフトもイメージ戦略をするからには、それに見合う内容を用意しなければコケますよ!って事が言いたいんです。
検索エンジンの話題にちっとも絡んでこない「Live Search」ですが、ここらで一つ旗を揚げてくれる事を期待します。
■マイクロソフト、「Live Search」を「Kumo」の名称でリニューアルか?
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20384148,00.htm
SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、検索エンジンを活用してビジネスの収益につなげる施策手法の総称の事です。検索エンジンを有効に活用して、Webサイトの露出効果や売上を伸ばしましょうって事ですね!
昨今、SEO・SEMよりも重要なのはLPOではないかと考えるようになりまし。もちろんSEO・SEMはマーケティングには重要です。いうなればサイトを運営するのは「ラーメン店」を営むのと同じです。SEO・SEMといったものは「ラーメン店」の立地や、チラシといった役割を担っています。つまり誰も通らない様な路地にラーメン店を開いても、お客さんに気づいてもらえないという悲惨な結果になります。その為、誰の目にも留まりそうな商店街に出展する、ラーメンが食べたくなるようなチラシを作成する。この行為が検索エンジンの検索結果上位に表示させる、魅力的な広告文章で購買喚起するという事なのです。では「LPO」とは何ぞやと言う事になりますが、それはラーメン店の内装であったり、ドンブリであったり、店内でかかっている楽曲というものにあたるものです。ラーメン自体は商品・サービスに該当するので、また「LPO」とは異なります。
ユーザービリティとは、訪問ユーザーにとってサイトの使い勝手についての指数です。例えばユーザービリティに優れていると言えば、ユーザーライクなサイトという事になります。先に述べた「LPO」にも含まれている重要なポイントです。
ソーシャル・メディア・オプティマイゼーションの略です。平たくいうと、共有型Webサービスを有効活用して口コミなどによる情報の2次配信、3次配信を狙ったマーケティング手法です。特に意識しなくとも、面白いコンテンツや、役立つ情報を配信していれば自然にその恩恵は受けられるはずです。
コンシューマ・ジェネレイティッド・マネージメントの略です。そのままの意味で口コミマーケティングの意味です。情報発信をするにあたり、直接的に配信するのではなく第三者である消費者・ユーザー目線での情報発信させ、マーケティングを図る手法です。ただ、見返り(お金、ポイントなど)を発生させてしまうと、検索エンジンからはスパム扱いになる可能性があります。お金を払ってリンクを買う行為に、限りなく等しい行為ですので。これは「Google JAPAN」がアメリカ本社からペナルティを受けたことでも、業界では有名な話です。
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